パレットにこびりついて落ちなくなった、たくさんの絵の具が混じってその色味を覗かせる黒。
思った色が出来なかった苦しみや思った色が出来た喜びを積み重ねる度に、黒に限りなく近付いて、そして同じだけ黒から遠ざかっていく色の妙。
「積み色」を使った短歌を投稿できます。
長月七生 (土曜日, 24 11月 2018 18:53)
きみがため 重ねた想いの 色の数 黒が隠した 積み色の彩(あや) 〈意〉 貴女をおもって逡巡した様々な想いは、 いつしか本当の色が判らなくなってしまった気がしてしまいます。 けれど罪深き色さえも、美しく彩られているように思えてならないのです。
長月七生 (土曜日, 24 11月 2018 18:53)
きみがため 重ねた想いの 色の数
黒が隠した 積み色の彩(あや)
〈意〉
貴女をおもって逡巡した様々な想いは、
いつしか本当の色が判らなくなってしまった気がしてしまいます。
けれど罪深き色さえも、美しく彩られているように思えてならないのです。